2010年2月4日木曜日

日弁連(日本弁護士連合会)会長選挙に思うこと。

いよいよ明日(5日)投票が行われます。

候補者のうち、宇都宮さんは「ホームレス総合相談ネットワーク」の路上相談会にも相談員としてきて頂いたり、「つながる総合相談ネットワーク」で代表を務めていただいていたりしています。
私自身、何度か飲みに連れて行って頂いたことがあります。

彼が4年前の会長選挙に際して熱く語っていたことに
弁護士法1条があります。
(弁護士の使命)
第1条 弁護士は、基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする。
2 弁護士は、前項の使命に基き、誠実にその職務を行い、社会秩序の維持及び法律制度の改善に努力しなければならない。

(お題目のように唱えていらっしゃいました)

このときの会長選挙では平山正剛氏が会長に当選しましたが、
これは大変に意義があるものでした。

北九州で生活保護を打ち切られた男性が餓死した事件で、日弁連はすぐに北九州市を非難する会長声明を出し、調査団を現地に送ることが出来ました。

また、貸し金業法改正の時も、デモに参加して頂いたりと、当時の平山会長-宇都宮ラインが上手く作用し、社会の改善に、少なからぬ影響力を発揮しました。

弁護士の派閥争いは割と酷く、無派閥で要職に就くことは極めて難しく、宇都宮さんが東弁(東京弁護士会)の副会長になったときには、東弁100年の歴史で唯一無派閥で副会長になった男と呼ばれたものです。


ただ、今回はただ単にポスト(名誉職)を争うものではなく、2年前の会長選挙以来の争点として、新司法制度改革:法曹人口についてがあります。
2年前の選挙もそれで大きく揺れました(日経ビジネスのネタになったぐらい!)

弁護士が多すぎると、食えなくなる弁護士が増え、
中には悪いことに手を染める若い者が出てくるかもしれない。

と前々から、宇都宮さんは仰っていました。

これは今まで(悪いやつとつるんでいる)提携弁護士などと闘ってきた経験から来るもののように思いますが、新規参入に寛容ではないと言う意味で、これから受験する人には障害となる候補者でしょう。

先の日本相撲協会理事会の選挙といい、大きな変革があると良いですね。

なお、以前飲みに行ったときに、ベーシック・インカムについて伺ったところ、
彼はあまり好きじゃないようです。
(それより、最低賃金法を上げろとか仰っていました)
日弁連で生活保護改正の運動とかやっていますから。
http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/report/081118-4.html
私自身、もうちょっと上手く話せるようにならないと・・・。


激戦の日弁連会長選、5日投票へ 法曹人口増員が争点@朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0201/TKY201002010347.html

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