2011年12月6日火曜日

作家 佐野眞一氏講義「津波と原発 」 【日本政策学校#2】

日本政策学校 第2回講義
”津波と原発~日本人の精神と日本近代化の検証”
佐野眞一講師

第2回講義は、正直なところ著作も呼んだことがなく、ピンと来なかったのですが、
震災直後に、現地入りした佐野氏の、被災地の現場で見た感覚や、政治家に大切な「言葉」とその条件。
変革者の条件 (正力松太郎と孫正義)、日本国内には植民地がある等の話が衝撃的でした。

変革者は辺境からという話がありましたが、なるほど、明治維新も薩摩長州という、都から程遠い外様大名の藩から起こりました。
長州などは、年始の挨拶で、いつ徳川を倒すのかと家臣が大名に問い、それに対し「まだ早い」と返答する慣習が有ったように、250年不満を貯め続けました。
また土佐の坂本龍馬も郷士という、250年以前に山内家の土佐入り時に、元々の長宗我部家の武士から形成された低い身分から生まれました。

では、変革者を産み出しうる、辺境や虐げられた身分は現代どこにあるのか。
佐野氏は孫さんのような在日二世が日本の多様性を保存しているだ、と在日に期待をしているようでしたが、
旧世代で差別を受けていた今日の在日や部落は、特権が認められているなど優遇されている一面もあり、ある意味、既特権になりつつあります。

佐野氏もし適していたように、現代最も虐げられている存在なのは若者ですが、その抑圧は巧妙に隠されており、本人達がなかなか気づきにくいようになっています。
また、佐野氏も指摘していたように日本人が内向的になっていて、そこまでのパワーは無く、デモとかもちょっと趣旨がズレたことをしているイメージしかないし。
日本の変革の原動力となりうるマグマはどこにあるのだろう?と考えさせられました。

若者と、若者を労働力として都会から吸収され続けて、疲弊していった地方なんかも、おおいに原動力になるのかな、とは考えています。
(そして、その二つこそが、私がベーシック・インカムを推進する理由でもあります)


講義の中でおすすめされていた本は以下。
図書館で借りてこなきゃ。




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